~ あがり症 ~ あがり症を「呼吸法」で克服する
「あがり症」は病気や気持ちの持ち方ではなく、「身体の癖」であるとも言われています。
つまり、「あがり症」とは長い年月によって積み重ねられた「身体の悪い癖」であるということです。
その悪い癖は、呼吸法を変えることによって改善されることもあるようです。
腹式呼吸を行うことにより、横隔膜を鍛えてあがり症を克服できるケースもあるのです。
これは、あがり症の原因は横隔神経にあるという考え方に基づいて、呼吸法を変化させてあがり症を克服していこうとするものです。
呼吸法を変化させることによって克服されるのは、あがり症だけではありません。
あがり症と同時に赤面症や吃音、自律神経失調症の改善にも効果がありようです。
横隔神経を鍛えることにより、不安や緊張、イライラといった情緒の不安定が少なくなるようです。
そのため、あがり症以外の赤面症などの改善にも効果があるということです。
普段の呼吸は無意識のうちに行われています。
呼吸方法について意識している人は少ないようです。
自分が普段、どのような呼吸を行っているのか知っている人はほとんどいません。
しかし、一方で意識的に呼吸法を変化させることもできます。
また、呼吸法を変えることは誰にでもでき、何歳からでも始めることができます。
加えて特別な費用がかかるわけでもありません。
あがり症を克服したい人は、呼吸法を意識して変化させてみてください。
腹式呼吸を行うことにより、横隔膜と横隔神経を鍛えてあがり症を克服してみましょう。
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「あがり症」で悩む人たちの性格についてですが、「目標が非常に高い」という点が共通しているようです。
自分に対して厳しく、多くの目標を課します。
「あがり症」でない人たちは、「必ずしもみんなに好かれなくても良い」「完璧にできなくてもいい」と考えるのですが、それがなかなかできないのです。
そして「あがり症」の人たちは、ネガティブ思考の方が多いようです。
例をあげると、人前で話す時「気の利いたことを言わなければ」などと思ってしまうのです。
また、自分が不安に思ったり緊張していることを悟られてはいけない・・・とも考えています。
こう考えること自体がナンセンスなのだ、ネガティブなのだ・・・と理解することなしに、あがり症を克服することはできません。
上記のような考え方から解放されることから、克服の一歩が始まるのです。
会話が途切れてしまったり、つまらない話題になってしまったとしても、「しょうがない」と思ってみましょう。
お笑いタレントではないのです。
別に面白くなくても、話が途切れてしまっても問題ありません。
よくあることです。
「緊張している」ことがバレてしまっても、それで軽蔑されることはまずないでしょう。
自分に対しての要求のレベルも少し下げてみましょう。
「甘いな」と思うくらいでちょうどいいのです。
あがってしまいそうだな・・と思ったら、頭を切り替えて「適当でいい」「肩の力を抜いてゆっくり行こう」と考えリラックスして下さい。
緊張していること自体、ばかばかしく思えてくるかもしれません。
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