~ あがり症 ~ あがり症を”克服”するために”苦手な状況”に立ち向かう 2
「あがり症」を”克服”するために困難な状況に立ち向かう際、いくつか”覚えておかなければならないこと”というのがあります。
まずは、「置かれている状況」に集中することです。
その状況に意識を集中し、自分の不安に気をとられないようにします。
たとえ、大きな不安を感じていたとしても、他人は恐らくそのことには気づいていないはずだ、ということも頭に入れておきましょう。
苦手な状況に立ち向かったあと、些細なことでくよくよと悩まずに、立ち向かうことができたということを誇りに思うことが大切です。
その後、次回はどのようにしたらよいのかをじっくり考えましょう。
困難な状況に立ち向かう際に同時進行で行っておきたいことは、今の生活を変えてみることです。
あがり症を克服する過程で、自分の生活状況を見直し、生活内容を変化させるのです。
具体的にどのようなことをしたらいいのでしょうか。
例えば、長い期間音信不通であった旧友に電話をしてみる、というのはどうでしょうか。
また、親しい人を自宅に招いてみたり、買い物をする際に、お店の人と雑談を交わしてみたりしましょう。
他人の目線を気にせずに、堂々とした態度で歩いてみることもいいでしょう。
小さなことの積み重ねが、結果的にあがり症を克服することにつながるようです。
どのようなことでも構わないので、実際に行動できるように、具体的に計画してみましょう。
この時、最初から難しい目標を立てずに、まずは簡単なことから挑戦し、しだいに難しくしていくことが大切です。
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「あがり症」で悩む人たちの性格についてですが、「目標が非常に高い」という点が共通しているようです。
自分に対して厳しく、多くの目標を課します。
「あがり症」でない人たちは、「必ずしもみんなに好かれなくても良い」「完璧にできなくてもいい」と考えるのですが、それがなかなかできないのです。
そして「あがり症」の人たちは、ネガティブ思考の方が多いようです。
例をあげると、人前で話す時「気の利いたことを言わなければ」などと思ってしまうのです。
また、自分が不安に思ったり緊張していることを悟られてはいけない・・・とも考えています。
こう考えること自体がナンセンスなのだ、ネガティブなのだ・・・と理解することなしに、あがり症を克服することはできません。
上記のような考え方から解放されることから、克服の一歩が始まるのです。
会話が途切れてしまったり、つまらない話題になってしまったとしても、「しょうがない」と思ってみましょう。
お笑いタレントではないのです。
別に面白くなくても、話が途切れてしまっても問題ありません。
よくあることです。
「緊張している」ことがバレてしまっても、それで軽蔑されることはまずないでしょう。
自分に対しての要求のレベルも少し下げてみましょう。
「甘いな」と思うくらいでちょうどいいのです。
あがってしまいそうだな・・と思ったら、頭を切り替えて「適当でいい」「肩の力を抜いてゆっくり行こう」と考えリラックスして下さい。
緊張していること自体、ばかばかしく思えてくるかもしれません。
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